日本共産党高槻市会議員団|市政資料No.424

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1面

12月議会が開催される

12月議会(前半)での日本共産党市会議員団の主な質問内容・見解を報告します。

JR西口新改札周辺整備

JRは応分の負担を

 新設される新快速専用ホームは2016年の春をめざして整備しています。JR西口周辺の整備についての予算が提案されました。新設ホームの工事費はJR、国、市で3分の1づつ負担することになっています。西口周辺地域の整備費は約4億円かかりますがJRは負担しないとしています。12月4日の本会議で、きよた議員はJRの玄関口である駅前整備はJRにとっても多くのメリットがあるため、新設ホームと同様に3分の1の負担をするべきと主張。市はJRと「応分の負担を求めるべく、協議をしている」と答弁しました。

安心して利用できる駅へ

 西口南側のエレベーターは移転されるため、2015年3月から約1年間は使えません。きよた議員は、高齢者や障害者に配慮した工夫が必要だと、エレベーターの撤去期間中の対応として、周知徹底や工事期間中、駅地下通路の雨天などの滑り止め対策、新改札の供用開始時にはJRの案内員の配置をするよう要望。また、障害者団体からは新ホームの転落防止になるホームドアの設置の要望があり、安全に駅を利用できるように求めました。西口南側は歩行者専用道路にするため、上田辺3号線は廃止になります。周辺地域へのアンケートでは8割以上の方が賛成。西口周辺の道路への違法駐車の取り締まりも含めて、安全に通行できるように環境整備に努めて欲しいと求めました。

難病医療制度のさらなる改善を

 難病の国の指定は現行の56疾患から2015年1月に110疾患に増やされます。現行の56疾患のうち53疾患については、大阪府の老人医療助成の対象ですが、増やされる疾患は老人医療費助成の対象なっていません。老人医療助成は指定されている疾病にかかる医療費に限られています。だからこそ、中村議員は拡大された疾患についても早急に老人医療助成の対象にするよう市として府に要望するよう求めました。
 小児慢性特定疾病の医療費助成制度でも対象が増やされるため、扶助費やシステム改修の補正が提案されました。しかし、1月から始まる制度ですが、いまだに対象疾患を国が決めていないことが問題です。また、新規認定者の負担が軽減される一方、この制度を、利用されている方の中には負担が増える方が出てしまいます。中村議員は現行制度では自己負担がなかった住民税非課税の世帯、重傷認定の場合は新たな負担が増えることを指摘し、国に対し制度の改善を求めるよう主張しました。

芥川学童保育の待機児解消
3室目の整備に向け実施

 芥川学童保育室の2014年4月1日現在の待機児は20人でした。同校保護者から待機児童解消を求める要望が出されていました。これを受け、来年度に3室目を整備するための実施設計の予算が提案されました。新たな保育室を設けるための小学校の空き教室や敷地に余裕はなく、2階建ての学童保育室を新築します。今でも10人の待機児がいる状況であり、3室目ができるまでの間、学校の会議室を使うなどして対応するとの説明がありました。