コロナ禍の中、失業者は7万人を超え、年末にかけてさらに倒産・廃業・失業の増加が懸念されます。全国一律の「GOTO」事業を中止し、また、無症状者を含め、検査をし、感染を押さえ込む対策が求められます。 住宅確保給付金や持続化給付金など継続的な給付を実施するなど、直接給付が必要です。これから年末に向けて市民の暮らしが、ますます大変になってくるもと、濱田市長に緊急要望書を提出しました。
12月8日、来年度の予算に対して、コロナ感染防止と市民の暮らしを守る施策のために、6項目の重点要望と120項目の「来年度の当初予算と施策に対する要望書を提出。重点要望を報告します。
高槻市の卓球場でコロナの陽性感染者が出たため、現在市の卓球場は閉所しています。
また、市内医療機関でもクラスターが発生。現在当該医療機関は外来を休止しています。
11月30日から、12月議会が始まりました。本会議での質問を報告します。
通信運搬費=年間4439万円(国の補助はゼロ)
来年3月から、小・中学生一人につき一台のタブレットの貸与がされる予定です。
きよた議員は「現在のネットを使った授業とどう変わるのか」また、「家庭での利用はどうするのか」など質問しました。市は「今回の整備により、詳細な学習履歴を活用した指導や学習評価ができ、互いの意見を即座に共有でき、学習活動の一層の充実が図れる」と答え、家庭での利用では、「一斉休業など、長期に及ぶ臨時休業を想定している」と答えました。
きよた議員は「現時点では一斉休業は考えられないと、文部科学大臣も言っている、タブレットは教育上、補完的に利用するものであって、『学び』で大切なのは『学びあい』であり、直接の心と心の触れ合いを重視すべき、ネット依存症や視力低下などの健康被害に注視することが必要、こういうことに多額の費用を使うのではなく、教員を増やし、少人数学級の推進に力を注ぐべき」と訴えました。
(これまで、GIGA事業にかかった費用→全生徒分の端末やセキュリティソフト約12億6千万円、市負担は約5億4千万円、ICT技術者の配置支援総額約3392万円、市負担は約1696万円。)
宮本議員は「駐車場、自転車駐輪場は赤字の施設がある。毎年、赤字の施設が出るという状態を続けるべきではない。赤字の原因をどうとらえているのか、また赤字解消のためにどのような対策を講じたのか」と質問しました。市は「赤字の原因は、当初の収支計画を上回る修繕料や人件費の支出等によるもの」赤字解消の対策として、「管理者の責任で修繕しなければならない金額を50万円から20万円未満に引き下げた」「管理人の配置人数や勤務時間を柔軟に設定できるように見直した」と答弁しました。宮本議員は「事業者に負担を求める金額を引き下げることは必要。管理人の配置人数や勤務時間は、働く人や利用者に不便をかけないように確認することが大切」だと強調しました。
高槻市の職員の一時金は人事院勧告を受け、引き下られます。市独自に1人平均2万円給与を引き下げます。保健所などでは今、かってないコロナ禍で市民の命と健康、営業を守るために頑張っています。職員給与、人件費を財政問題、行政改革の視点のみで議論することは問題です。 日本共産党はこの提案に反対しました。
コロナ禍でも高齢者の社会参加が、健康を維持するためにも必要だということで、シニアクラブ連合会に対して、感染拡大防止対策などの支援として特別給付金を支給。
介護保険施設でのクラスターを防止するために、施設に新規入所者で希望する人にPCR検査を実施。(65歳以上)
コロナ感染症、陽性の市民の方で自宅療養をされている人へ、食料品などの支援を実施。(保健所が陽性者に連絡をとり、希望を確認)
1世帯5万円、第2子以降は一人につき3万円。(①児童扶養手当受給者②公的年金受給による児童扶養手当の全額停止者③新型コロナの影響で収入が児童扶養手当受給者と同水準に下がった方※②③は申請が必要)